神秘的なエネルギー 屋久島の「屋久杉」とは
1993年に世界遺産に登録された自然遺産の島「屋久島」は、1500万年前に隆起してできた巨大な花崗岩の島。東洋のガラパゴスとも呼ばれていて、洋上のありながら2.000m近い高峰が連なります。
その屋久島に生息する、樹齢1000年以上の杉が「屋久杉」と呼ばれています。
杉の樹齢は一般的に300年ほどとされている中で、樹齢1000年以上の杉が多く生息する理由の1つとして、屋久島が特殊な自然環境であるからこそだと言えるでしょう。
長寿の象徴屋久杉
「月に35日降る」と比喩される雨量の多さであり、風雨の厳しい気候と、花崗岩上の薄い表土は栄養分も少なく気温差もあり植物の成長にはかなり厳しい環境なのです。
そんな過酷な環境の中で成長した屋久島の杉は、自分の身を守るために、芳香成分や油分、防虫成分等を多く含んでいるほか、生命力が高いとされています。
風雨に耐え抜き1000年以上息づいている屋久杉の強い生命力は「長寿」の象徴とされ、屋久杉=厄が過ぎるといわれています。
なぜ世界自然遺産の木を販売できるの?
屋久島では環境保護のために、数年に一度営林署が国から証明された
土埋木を引き上げてセリに出し、許可を受けた材木問屋が参加し買い付けを行います。
そこから弊社が仕入れています。
「原産地証明書」はそれらが屋久島で育った屋久杉であるという証明であり
品質や流通に間違いがないことを保証するものです。
原産地証明書が付いた屋久杉のブレスレット、丸ビーズ、勾玉の仕入れはコチラ
恋愛のパワースポット?ウィルソン株とは
とりわけ屋久杉の中でも有名なのは「ウィルソン株」で
アメリカの植物学者アーネスト・ヘンリー・ウィルソン博士により調査、
紹介されたことがこの株の名前の由来です。
屋久島の深い森のなかにある大きな切り株で、内部は空洞になっています。
内部は人が入れるほどとても広く、水が湧き出て、祠が祀ってある神聖な場所とされています。
内部から見上げると、ウィルソン株の上部がハートの形に見える事から、近年恋愛のパワースポットとしても人気です。