もくじ
今からでも間に合う!新年に福を呼び込む方法とは?
一年の始まりである「正月」。
日本では古くから季節の変わり目に五穀豊穣を祈る習慣があり、
その最たるものが新しい年を迎える正月です。
正月に福を呼び込むことによって一年が実りあるものになるとされています。
福を呼び込む方法は、今では形を変えて受け継がれている事や
子供の頃に体験したけれど忘れてしまったというような事もあります。
その正月に福を呼び込む方法は
これから紹介する3つの「整える」事に秘密が隠されています。
場を整える
12月13日、神社では「すす払い」が行われます。
これはほこりと厄を払う意味が込められ、これが転じて
一般家庭でも大掃除が行われるようになりました。
空間を整える大掃除
その空間の一年の厄や穢れが払う事を意味し
その場を清め良い状態に保つことによって
空間に福をお迎えする準備といえます。
また、本来29日は苦(9)に繋がることから大掃除を行うことが避けられ
1月1日も、福を払ってしまうとして同じく避けられています。
その為28日までに大掃除を済ませ、30日にしめ飾り等をつけて、正月に福をお迎えする準備を行われることが多いです。
※地域によって異なる場合があります。
大掃除と合わせて、仕上げにお清め
大掃除に家じゅうの片付けを行った後に空間の浄化、お清めを行う事で
より良い環境を整える事ができます。
空間を浄化し、心地よい環境に整える方法として
弥盛地(イヤシロチ)や地鎮といった方法があります。
弥盛地(イヤシロチ)とは?
弥盛地の意味から方法など、詳しくはコチラへ
地鎮とは?
また、水晶やホワイトセージなどの一般的な浄化の方法でも
空間の浄化を行うこともできます。
身体を整える
12月の冬至には、ゆずを湯船に浮かべたゆず湯に入ることが有名です。
そもそもゆずは実るまでに長い年月がかかるため、苦労が実るようにとの願いが込められているともいわれていますが、厄払いの為のお清めであったとされています。
厄を落とし清める入浴
身体の厄を払う方法として、冬至のゆず湯以外にも節句の菖蒲湯など
古くから、入浴することによって穢れを落とすという風習がありました。
昔は今と違い毎日お風呂に入ることが難しかったことから、入浴は新年に向けて行う大切な儀式とされ、それが大晦日に大浴場や銭湯に入浴するという習慣に姿を変えて受け継がれています。
年末に入浴することは、身体についた一年の厄を落とし清められた状態で
新しい年と、福をお迎えする準備なのです。
入浴にひと手間加えて身体の浄化
厄を落とし清める「入浴」は、
塩を使うことにより、より効果的を期待することができます。
それに、浄化の代表ともいえるホワイトセージが加わった
肌にも使えるホワイトセージで
誰でも簡単に身体の浄化を行うことができます。
その方法とは?
詳しくはコチラへ
心を整える
元旦に福を呼び込むことで、その年一年の作物が豊かに実り家族みんなに幸せをもたらすとされています。
その福を運んでくれるのが、新年の日の出と共に現れ、正月の間それぞれの家庭に滞在されるといわれる「年神様」です。
年神様をお迎えするには
お正月のお飾りは、年神様をお迎えするためのものです。
年神様が迷われることなく家に訪れてくれるように家の前に目印として「門松」を設け、家に滞在される年神様のよりどころとして「鏡餅」置き、その鏡餅を、鏡開きで家族みんなで食べることでその一年を健康に暮らせる。とされています。
福を呼び込む年神様を迎えるための準備であり
「その年が良い年になるように祈りながら」正月を過ごすということが
何よりも大切なことなのです。
福を呼び込む方法
大掃除や入浴を行い厄を落とし清めることにより
心地よい環境を整え、年神様をお迎えすることができるとされています。
さらに「お清め」を合わせることにより
より良い状態で、年神様をお迎えすることができるでしょう。
慌ただしく過ぎ去る「師走」ですが
いつもの大掃除も、
新年に年神様をお迎えする準備として心を込めて行うことで
いつもとはまた違う、素晴らしい新年を迎えることができることでしょう。
今からでも遅くない!お清めの商品とは?
↓「石卸屋ライン@」のタイムラインでコラムの更新情報などを随時公開していきます。よかったらご登録してみてください。コラムが更新されたかすぐに確認することができます!