国産の宝石とよばれる『糸魚川翡翠(いといがわひすい)』には、様々な色や種類が存在します。
原石のままでも十分美しい糸魚川翡翠ですが、その原石を加工して作られた勾玉やブレスレット(粒ビーズ)はまた違った魅力があり、ひとつとして同じものはありません。
当店で扱っている糸魚川翡翠は全て原石を自社工場で加工しています。
今回は糸魚川翡翠のブレスレットの中から、色や種類についていくつかご紹介したいと思います。
もくじ
糸魚川翡翠のブレスレット
緑翡翠
一般的に「翡翠」と聞いて浮かぶ色は緑色ではないでしょうか。糸魚川翡翠も濃淡さまざまな緑色が存在します。
白翡翠
糸魚川翡翠は鉱物学的には「ヒスイ輝石」という鉱物でできています。ヒスイ輝石は不純物がないものは白色なため、このような白翡翠が生まれます。
白翡翠&緑翡翠
マーブル模様であったり、点や線のように見える模様であったり、粒によってそれぞれ見え方も変わりとてもバリエーションが豊富な色です。
黒翡翠
灰色、墨色、黒色と、濃淡や透明度によってさまざまな黒翡翠がありますが、糸魚川翡翠の中でも珍しい色になります。
ラベンダー翡翠
近年、人気の高まっているラベンダー翡翠です。黒翡翠と同じように珍しい色で、ラベンダーカラーの翡翠は色が濃く透明度の高いものはとても貴重です。
青翡翠
青翡翠は希少性が高く、長い間存在しないとされていたほど大変珍しい色です。オンファス輝石に含まれるチタンと鉄の効果で青くなります。
氷翡翠(こおりひすい・アイスジェダイト)
アイスジェダイトとも呼ばれ、その名の通り氷のように透き通った色・透明感のある翡翠です。光を透かすとその美しさがより際立ちます。
琅玕(ロウカン)入り翡翠
琅玕(ロウカン)とは、青竹のような鮮やかな緑色、濃いエメラルドグリーンの色で、透明感があります。これは翡翠の中でも最高品質といわれています。
糸魚川翡翠は「原産地証明書」を付属してご提供します
ご覧いただいたブレスレットをはじめ、当店で取り扱う糸魚川翡翠の商品には【日本糸魚川翡翠協会】の原産地証明書とリーフレットが付属します。※一部商品を除く
日本糸魚川翡翠協会についてはこちら
人類がはじめて身に着けた宝石=翡翠
約5,000年前の縄文時代中期に、糸魚川翡翠の産出地である新潟県糸魚川地域で翡翠の加工が行われていました。これは世界最古の翡翠加工であり、翡翠文化発祥の地ともされています。
歴史やロマンを感じる魅力的な宝石、糸魚川翡翠。ぜひお手に取ってみてはいかがでしょうか。