梵字(ぼんじ) 守護尊や干支

梵字とは、古代サンスクリット語(梵語)を書き表すために用いられた文字です。
サンスクリットとは「完成された」という言葉を意味し、聖なる言葉としてされてきました。
この古代インドの言葉は経典の言葉と知られ、ご真言や御守りなどに使われています。

梵字は種子ともいい、曼荼羅(曼陀羅)を文字で表現したものが種子曼荼羅です。

梵字とは、各仏・菩薩達を表した文字なのです。

その中で「干支」によって決まる守護尊を表したものが「守護梵字」といわれています。

宗派や仏教の多様化により様々な解釈がありますが、代表的な「守護梵字」をご紹介していきます。

 

キリーク

【干支】子(ねずみ)年生まれ

【守護尊】千手観世音菩薩(せんじゅかんぜぼさつ)
千の慈眼と慈手で一切の悩みを救い、願い事をすべて叶えて下さるという観音様です。

【干支】戌(いぬ)亥(い)年生まれ

【守護尊】阿弥陀如来(あみだにょらい)
大慈悲に浴して一切の苦難厄難を逃れ、また福徳長寿が授かります。

タラーク

【干支】丑(うし)寅(とら)年生まれ

【守護尊】虚空像菩薩(こくぞうぼさつ)
すべての福徳と知恵を授け、特に記憶カ向上、厄除け、症病回復に御利益のある仏様です。

マン

【干支】卯(う)年生まれ

【守護尊文珠菩薩(もんじゅぼさつ)
知恵の仏として学業の功徳が顕著。苦労や災難を五智の剣で断ち・幸福を招いてくれます。

アン

【干支】辰(たつ)巳(み)年生まれ

【守護尊】普賢菩薩(ふげんぼさつ)
文珠菩薩と共に釈迦如来の脇士として白象に乗った菩薩です。長寿を授けてくれます。

サク

【干支】午(うま)年生まれ

【守護尊】勢至菩薩(せいしぼさつ)
阿弥陀の脇士として慈悲と知カを象徴し、邪気を払し、’進路を開き、福徳長寿を授けます。

バン

【干支】未(ひつじ)申(さる)年生まれ

【守護尊】大日如来(だいにちにょらい)
あらゆる災厄苦難を除き・将来への道が明るく開けるよう、福徳と長寿を授けます。

カーン

【干支】酉(とり)年生まれ

【守護尊】不動明王(ふどうみょうおう)
すべての災難を除き、光明の道へと導いて福徳を授けてくれます。

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