パワーストーンと聞くと目に見えない神秘的な力が宿った石をイメージする方が多いでしょう。
石は太古の昔、東西問わず人類と身近な存在であったことは間違いありません。
パワーストーンと一口に言うと、なかなか受け入れられない方がいるのもまた事実です。
日本人もまた、太古より石を寵愛し、信じてきた民族でもあります。
それはけっして精神世界のことだけでなく、肉体的な部分でも身近な存在なのです。
「怪しいな」なんて思った方。ちょっとまわりを見回してみてください!
みなさんの住まいには必ず石が使われていませんか?
お庭の飛び石や、マンションにお住まいの方はエントランスに大理石など、岩盤浴にお墓の石に・・・。
自然と日本人の生活の一部となっていると思います。
薬の石?薬石とは
北陸新幹線が開通し、石川県や新潟県の魅力がより伝わるようになった昨今。
新潟の糸魚川市でしか採掘されない『糸魚川翡翠』が国石になったなんて聞いたことありませんか。
東京オリンピックに伴い、国産、メイドイン・ジャパンがいまとても注目されているんです。
糸魚川翡翠が国石になったことで、脚光を浴びている糸魚川市。
そんな糸魚川市で採れる『姫川薬石』の魅力についてお話しできればと想います。
姫川薬石の原産地は、フォッサマグナで知られる新潟県の姫川渓谷一帯で、およそ6,500万年前の火山噴火により堆積した火山岩です。
姫川薬石の正式な鉱物名は、流紋岩質凝灰岩(リュウモンガンシツギョウカイガン)です。
薬石の特徴
姫川薬石からは、微量の放射線が出ています。
微量な放射線は人体を刺激し、生体を活性化させ、生命活動にとっては有益であるという考えを放射線ホルミシス効果といいますが、姫川薬石にもこの効果があるといわれています。
このホルミシス効果として期待されるものは、免疫機能の向上や身体の活性化、病気の治癒、強い身体をつくる、若々しい身体を保つなどがあります。
地元ではその見た目から「虎石」と呼ばれ昔から親しまれており、古くから姫川薬石を患部にあて、怪我や病気の治癒に使われてきたそうです。
水に入れるとまろやかになり美味しくなるなど、健康になる石として『薬石』とも呼ばれ人気のある石です。
薬石の使い方
◎温泉として入浴する
温浴として浴槽に薬石を入れてみましょう。
薬石から出る微量な放射線がラジウム温泉の様な効果をもたらします。
肌がつるつるになったり、湯冷めしにくいと言われております。
*一般的な浴槽に2kgぐらいの薬石を入れると、より効果が体感できるそうです。
◎飲料水のプラスに
薬石は多孔質な為、浄水効果はもちろん水道水をまろやかな軟水の様な口当たりにします。
お茶やコーヒーや、お料理などに使用してもいでしょう。
*使用される前に食器用洗剤等で洗浄し、煮沸消毒後良く乾燥させてからご使用ください。
◎布団や枕の下に置く
微量な放射線は、免疫を調整し老化を防ぐ作用が有るとも言われております。
微量なので長くゆっくり吸収できる様、寝具の一部として睡眠時に取り込むことが効果的とも考えられております。
*寝室は暗くなりますので、取扱いには充分ご配慮願います。
放射線とホルミシス効果
ホルミシスとは、高濃度であったり、大量であった場合に有害とされる物質が、低濃度や微量であった場合、逆に有益な効果をもたらすことを表す言葉です。
私たちの身近なところでは『ラジウム温泉』や『ラドン温泉』がホルミシス効果が有るとされています。
昔から湯治など、温泉療法として確立るように一定の効果が有ることが実証されています。
また医学的にも『微量放射線による健康効果』が認められているそうです。
*参考サイト 大和薬品株式会社 なるほど健康塾 http://www.daiwa-pharm.com/info/onko/408/
科学的根拠を持ったパワーストーン『姫川薬石』で、健康や美容を高める効果を体感してみてください。