私が翡翠について最初に紹介したいと思っていた色があります。
すばりそれは【白(ホワイト)】翡翠なのです☆
翡翠といえば流通量も考えるとふつうは緑色の翡翠を思い浮かべると思いますが、白翡翠は緑色の翡翠の次に出やすい翡翠でもあります。
メジャーな色ではあるのですが・・・
それよりも私が一番最初に翡翠を取り扱うことになった時の対象が【白翡翠】だったんですよ(笑
その時に様々な偶然もあり、私にとって特別な色の翡翠となったので最初にご紹介したかったんです!!!!
翡翠と言えば中国を外すことはできないでしょう!
はるか昔は玉(ギョク)といわれ中国を代表する宝石としてとても有名ですよね。
私がその時に知ったのですが、白翡翠の中でも、中国の新疆ウイグル自治区、かつての西域南道のオアシスの【和田(ホータン)】で当時とてつもなく貴重だったホワイトネフライト(白玉)が大量に見つかったそうです。
ホワイトネフライトは中国人が【当代の名玉】と称賛してきた特別な翡翠で特にその場所で見つかったホワイトネフライトをホータンジェードと呼ぶようになったそうです。
当時ホワイトネフライトを見つけた人たちはどれほどの驚きだったのか・・・
想像するだけで、自分が持っているホワイトジェードが当時どれぐらいの価値だったのか気になってきます(笑
また、中国では古来ネフライトを汚れのない純白の石を持つ石としてホワイトネフライトを最高の宝石としたといわれています。
あの孔子もホワイトネフライトを称賛し、君子を玉に例えていることからも中国での価値が分かります。
東洋人の間でのエピソードの一つとして、特に覚えていたのが翡翠を身に着けると幸せを呼び、災いが遠ざけ、正しい行いをすれば石はそれに呼応し透明感を増しその色は向上するというお話です。
幸せや災いに関しては私がどうだとは言えないですが、少しでも透明感のある石だったら長年使用することにより、翡翠の組織の間に自身の体の油が染み込むことで透明感が上がり、表面を指で触ることで猶更透明感が上がるとのことでした。
こういう話を聞くと昔から上質な翡翠を手に入れた人たちが思い浮かびます。
家宝として恋人や家族、そして子供に託し、翡翠を大事に継承していったんではないかと思いますね!
ってやばいやばい!熱が入りすぎて白翡翠のおはなしが脱線しすぎてました(笑
もどしまーす!
今日は私のお気に入り、糸魚川産の白翡翠.。゚+.(´∀`○)゚+.゚。
原石も存在感がありますね!
これを加工したのがコレ!!
糸魚川翡翠 A+ ブレスレット No.5 証明書付き
はるか昔から紡がれてきた翡翠の歴史・価値観・そして力強さを私は感じずにはいられません。
白いのに大地の力強さを感じませんか?
私だけだったらどうしよう(笑
勾玉も実は今加工中なんですヾ(´ω`)ノ
完成が楽しみなんですよねー
近く皆様に白翡翠の勾玉も紹介できると思いますので、それまでしばらくお待ちください。
次のコラムは何色のご紹介をしようかな~
ショールームにあるブレスレットでも見ながら決めます☆
ではまた次回をお楽しみに.:*゜.:。:.(´∀`).:*゜:。:.
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